妙教寺(鳥羽街道・納所)境内に咲く馬酔木(あせび)
仲間とともに写真と酒を愛した写真評論家・平木収(1949-2009)を偲んで、お墓のある妙教寺に友人達が集う会が今年も開かれた。桜が満開で、故人とともに酒を一杯やりながら花を愛でてのお参りだった。彼の死は早すぎたから、意志を引き継ぐ写真家や評論家や収集家の行動が、あやふやになったりすると、優しい声で軌道修正を促してくれる。それぞれの作品で平木さんと会話をするわたしたちは、毎年、桜が咲く時期に納所の道を歩き、花に包まれた墓地で、手を合わせる。
-
- -
お参りの後、伏見の鳥せいで食事会。Mさんが平木さんの肖像写真を額に入れて持参されたので、お酒をつぎながらの焼き鳥三昧だった。2階の座敷で5時間にわたる酒宴、最初は「伏水コース」のお通し、鴨ロース、串焼き(3本)、鶏スープ、串焼き(2本)、揚げものといったお願いだったが、神聖酒蔵のいろいろを注文。贅沢なわたしは、純米大吟醸の「松の翠」などを呑んだりしてリッチな気分。その内、冷やした青竹に入った純米・かぐや姫が「美味しいぞ」となって、何本もお代わりする事になった。座敷でワイワイだから追加注文もいろいろ、、デザートはアイスで、〆はラーメン、堪能させていただきました。
辨天浜
鳥せい本店前で恒例の集合写真
京阪電車を三条まで乗り、高瀬川の夜桜を楽しみながら四条までブラブラ、楽しい夜でした。