中部学生写真連盟


石原輝雄 「名古屋 10.21」at ギャラリーマロニエ

袋の中には中部学生写真連盟のバッチ、17歳だった。

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「中部学生写真連盟は愛知大学の写真部にいた東松照明が中心となって、名古屋地区の大学写真部を横断的につなぐ組織として1951年に結成された。」(『リア』 No.14)、中部三県(愛知・岐阜・三重)の高校写真部がいつ組織化されたのかは知らないが、わたしが高校に入った1967年の時点では、自動的に「中部学生写真連盟・高校の部」に加入する仕組みだった。撮影会や暗室講座のようなものが富士写真フィルムの後援で行われていたかと思う。「連盟のバッチ」を付けた女子高生を栄で幾人か見た記憶がある。3年生の夏頃から積極的に「連盟」の行事に参加したのは「全日」合宿での衝撃によった訳だが、1969年の時代背景によって、カメラ持って集会などにも参加した。