日光社七条営業所(現・富士ラビット)

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26f:id:manrayist:20220111164319j:plain2021.9 日光社七条営業所(現・富士ラビット) p.142-147 竣工: 1923年頃 鉄筋コンクリート造地上3階塔屋有り地下1階建 設計: 坂尻一郎(愛仁建築事務所) 施工: 不詳。京都のタクシー会社・彌榮自動車の礎を築いた粂田幸次郎が、フォード車の輸入代理店である日光社の自宅兼営業所として建築。「セセッション風のデザインで統一され」「京都における洋風建築の導入過程を物語る」。小生、七条通を通る市電やバスの車内から、夕暮れ時に自動車整備のシルエットを見ておりました。オレンジ色でオイルの匂いが漂っていた記憶。2001年にテナントビルとして再生。現在はチェーンの飲食店が営業されている。

 

f:id:manrayist:20220111164326j:plain2021.12

f:id:manrayist:20220111164333j:plain2021.9 外壁中央のレリーフは坂尻一郎(1899-1975)による。

 

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2021.9 後方に京都タワーを望む。

[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』