in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26
2021.11 京都大倉別邸祗園閣(現・大雲院) pp.72-79 竣工: 1927年 鉄筋コンクリート造(下層・基礎)、及び鉄骨鉄筋コンクリート造(中層以上) 地上3階 設計: 伊東忠太 施工: 大倉土木(現・大成建設)。大倉集古館で知られる実業家・大倉喜八郎の案で別邸内に祇園祭の山鉾を模して建てた望楼が本作。展覧会では伊東忠太撮影による月鉾の写真も展示された。塔の先端には青銅金箔仕上げの鶴を配す。
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望楼からの眺めは360度のパノラマで、紅葉の季節であった事もあり極めて美しい。しかし、カメラ落下の危険から撮影不可、パチリ好きには残念ですな。しばらく、ギャラリースコープで鳥になった気分を楽しみました。
大雲院は浄土宗の寺院で、1587年に開山、四条寺町南にあったが、1972年に繁華街のため高島屋百貨店増床に伴い東山に移転した。
[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』