12日(月) バチカン市国 サン・ピエトロ広場 ピエタ

 8:51 正面の窓から教皇が姿をみせるそうだ。

広場(ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ設計、1656年〜1667年建設)は重なり合う正円から造られた楕円形で、オベリスクと噴水の中間に柱廊の4列ある円柱が1列に見える場所がある。ベルニーニポイントと呼ぶその場所に立って確認。ガイド氏に記念のパチリをお願いした。大聖堂までの柱廊に沿った行列は凄まじく朝一番の我々で1時間、日陰がないので午後に入場しようとすると大変と聞く。割り込もうとする人も多く、スリにも注意しなくちゃならないので、ひと仕事。

広場を見下ろす140体の聖人像(3.2m)

パウロ

9:55

所持品検査を経て大聖堂入場
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ミケランジェロの最高傑作のひとつ『ピエタ』(1499年) 大聖堂に入ってすぐ右側、防弾ガラス(1749年、1972年に被害)に守られているので視点の自由がきかない……

 

[メモ]

 ウィキによると『ピエタ』は「磔刑に処されたのちに十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を腕に抱く聖母マリアをモチーフとした」もので彫刻とするのは斬新。「古典的な調和、美、抑制というルネサンスの理想の最終到達点ともいうべき完成度」を持つと評される。