『マン・レイ: 光の巨匠』展 at リュミエール宮殿、エヴィアン=レ=バン

https://www.tdg.ch/man-ray-le-visionnaire-aux-mille-visages-388009992446


エヴィアン=レ=バンは、フランスとスイスを隔てるレマン湖の南岸にある街。ミネラルウォータ(超軟水)で知られる街といったら分かりやすいか、この街にあるリュミエール宮殿でマン・レイの展覧会が2023年7月1日〜11月5日の会期で催されている。
 多面的な芸術家の仕事を紹介するもので「写真、素描、絵画、オブジェ、書籍、雑誌、映画などを通じて分類不能な芸術家、発明家、天才的パイオニアの仕事を探ってほしい」と案内状に書かれいてる。
 展示は凡そ200点で、マン・レイ以前のマン・レイ、セルフポートレート、ダダからシュルレアリスムへ、1938年の国際シュルレアリスム展覧会、6人の女神と写真家、肖像、裸体世界、マン・レイのパリ、ファツション芸術、様々な表現に纏められている。

 カタログで未見の素描3点とポンピドゥー・センター蔵の油彩『画架の絵画』の出展を確認したが、全体としては既存路線での展示構成と思われた。

 

http://www.manray-photo.com/catalog/newsdesk_info.php?newsdesk_id=23

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展覧会カタログ 30 × 24.5 cm pp.224

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Palais  Lumière Evian 2022.11 宮殿からバロン・ド・ブロネ通りをはさんでレマン湖(グーグル・ストリートビューから引用、感謝申し上げます)。