「マン・レイ── 欧州に戻る」at ザールブリュッケン

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美術館のサイトから引用

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数日来、新型コロナの影響で、わたしのところにも欧州の画廊や美術館から休館の知らせが伝えられてきている。フランスとの国境に近いドイツの古都、ザールブリュッケンの近代美術館で12月から行われていたマン・レイの展覧会には、油彩『フェルー街』が掛けられていたはずだが、3月8日の会期まで無事に開かれていたのだろうか──最終日にはダンスパフォーマンスが催された模様──と気になっている。このまま人の移動への制限が続くと、リアルな作品鑑賞が全てバーチャルに置き換わるのではと危惧している。

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美術館のサイトから引用

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 展覧会は1951年に同地で開かれたオットー・シュタイネルト企画による「主観主義写真」展を座標として、欧州に戻るマン・レイに焦点を絞った展示であるようだが、1952年3月の「シュルレアリスム絵画」展も含めてマン・レイに繋げるには無理がある気もする。

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ストリートビューから引用