薬師窯(*) 開運辰年 干支置物 錦彩招福辰
---
知らぬ間に鏡開きの日となりました。家人は節分飾りの準備を始めています。小生も、ため息をついていばかりではいけないので、気持ちを切り替え昨年から持ち越した案件をこなしていきたいと思います。まずは銀紙書房新刊の発送ですね。「マン・レイと余白で」も通常モードでアップしていきたいと思います。
本年の銀紙書房刊本は、持ち越したひとり本の他、絵本シリーズを二冊計画。前者は展覧会報告なので整理に時間をとられそう、後者は資料収集をどこで諦めるか判断の時期となっている。昨年のように自分を追い込まないよう気楽な対応でやりたい。── 刊行の約束ができないということです(ハハ)
新年から四本の原稿を抱えている。取り掛かると予期せぬ方向に「走り出す」のが常なので兼ね合いを考え、下調べを蜜にしておきたい。老人力が強まっているので不安いっぱいです。
本年は、2025年初頭に予定している大プロジェクトに向けて注力しなければならない年。良い展覧会となるよう頑張りたいと思う。詳細については、適宜、報告いたしますので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
楽しみといえば、昨年のイタリア観光に続いて、本年も欧州へでかけたいと計画。うまくマン・レイの展覧会と遭遇できればよいがと情報収集に努めている。現時点では3月29日〜8月4日にスイスのローザンヌで開催される『マン・レイ: 開放された肖像』しか把握できていない。小さな町の小さな展覧会を事前に知るのは難事ですな……
楽しい「マン・レイ人生」を皆様と共用できたら、これにまさる幸せはありません。どうぞ、本年もよろしくお願いします。
* 薬師窯は愛知県瀬戸市で1952年創業の陶磁器メーカー内外陶園のブランド名。「招き猫、干支置物などの縁起置物や四季折々の季節飾りを、企画・デザインから製造まで一貫生産で手掛ける」
痴呆が進んでしまう12年先に、この干支置物をアップできるかと、やや不安なので、登場させてしまった。情けないですな……