右岸画廊のマン・レイ展案内状

 梅雨の季節に郵便物の到着を待つのは不安で一杯。まして、海外からとなるとアクシデントがないようにと祈るばかりだ。そして、先ほど玄関のチャイムが鳴り家人が受け取った。見ると袋全体が雨粒で濡れ、茶色のボール紙右下方には油のような大きなシミ。「まいったな」恐る恐る開封したところ、品物を包んだパッケージまでは到達していなかった。フランス人の送り主はビニールでの防御をしていないので、この時期の依頼は注意しなくちゃいけないと反省した。この荷物は、パリ市東部のモントルイユから16日午後(現地)に発送された。ネットオークションでこのバイヤーのプロフイルを見た時、取り扱い件数が0だったので不安だったのだが、落札した後、日本までの送付は想定外との事、FedExか Chronopostでと知らせてきたけど、FedExじゃ高すぎるし.受け取るのに制限(5時以降の再配達不可)があるのでFedEx以外と返事したら、Chronopostの見積もりで70ユーロと連絡してきた。「そんな法外な」、再度、日数は若干かかっても妥当な費用で、例えばPOSTEXPORTでと依頼したら、現物が大きいのでダメとの話。結局、Collissimo Internationalの利用となったが、24ユーロ。高いよな。まあ、しかたないか。

 肝心の品物の事だけど、1959年にパリ・サントノーレ街の右岸画廊で開催されたマン・レイ展の招待状。31,5 x 24 cm の大判で、観音開きシートを開くとランブ・シェードの写真が現れる。もちろん、既に家蔵しているが、状態が良いのでビットした訳。 

 無事に到着したので、早速、メールでお礼を入れ、このブログに書き込んでいる。今週は「マン・レイ展のエフェメラ」作業を再開している。肩は痛いけど、やらなければ、終わらないからな。そうすると、このように、品物が集まる。マン・レイが続けろと言っているのだろうな。