PHOTO GALLERY 191

manrayist2009-03-20

ORIGINAL PHOTO PRINT EXHIBITION 2009
時:3月16日〜4月19日(但し月曜日、金曜日休館)午後1時から 8時まで
所:京都逸品計画研究所内 PHOTO GALLERY 191 京都市中京区三条通高倉東北角 DUCE MIX BUILDING 5階


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 製本職人の仕事を夕方4時まで行った後、寺町に出てカメラのナニワでリコーのデジタルGX2000を検討。---複写に使うカメラが欲しいのよね、それに現行のGRデジタルで撮る時、平行が上手くとれなくて困っているので、GX200の液晶ビューファインダーを使うとどんな感じか確かめてみたい訳(老眼にはきついかな)。さてさて、店頭価格59,800円、どうしよう。---とりあえずチラシをもらう。三蜜堂書店に寄ってから寺町を上がり右に折れて、メディアショップ、京阪書房、大学堂書店とブラブラ。さて、今日は写真売ります展、もとい、展示即売をするORIGINAL PHOTO PRINT EXHIBITION 2009のオープニングパーテイ。遅れて京都逸品計画研究所に入ると、国際色ゆたかに、写真好きの人達が集まっている。出品作家はJohn Ashburne 、池田裕美、市川信也、奥野政司、ササ ダ貴絵、宮本タズ子、森岡誠、森川潔の8氏、いずれも写真の強者である。でも作品を観る前にビールを飲み始めてしまった。

イカ使いの名手にして、インクジェット・プリンターの巧み、奥野政司氏。作品は朝の光を浴びるプラハの老女。画面にはハイライトからシャドーまで、写真表現の総てのアイテムがそろっている。素晴らしい。印画紙と違う仕上げは、版画芸術の世界だな。

和服をシックに着こなした外国の女性陣も顔を出し、スナップを幾枚かパチリ(ブログにUP出来ないのが残念)、仏教と哲学とカメラの講義を参加者から受ける。どの人も豊富な知識と経験、教養があふれて、文化的な雰囲気となった。

京都逸品計画研究所の事務所がこれを最後に閉鎖と聞いた、残念でる。

パーティの終了後、写真評論家の平木収氏を偲んで、追悼の時間を持つ。著作をほとんど残さなかったけど、写真に熱い人だった。謹んで冥福をお祈りしたい(合掌)。