ブックマークナゴヤを横目で

10時30分に家を出て名古屋へ。丁度、市内各所でBookmark Nagoyaが開催されており、昨日はシマウマ書房でスムース・メンバーがそろってトークショーをされた様子。今日も一箱古本市in円頓寺商店街でのツアーが2時と3時に予定されている。それで、その前にと思いJR熱田駅まで足をのばし伏見屋書店を探索。---古本の強者が昨日から名古屋入りしているから定番の鶴舞公園前はパス。伏見屋書店は、これまでも覗いているのだが、探求書の傾向が変わってきたので、確認の必要が生じた。日本車輌が近い為か鉄道関係が多いけど、興味深い黒物がざくざく、ダンボール箱にもとりついて、楽しんだ。2時間以上はいたかな、成果として、コダックがアマチア啓蒙用に出していた雑誌「KODAKERY」の1920年3月号を見付ける(マン・レイがNew York Dadaを出した年だ、500円)。それに、亀山巌豆本2冊、「736」(1984年刊)と「遊民の検証---亀山巌八十の記念」(1987年刊)。店内は雑然としているが店主の熊谷氏はすこぶる、気持ちの良い対応をされている。スナップの申し出にも気楽に応えて下さった。時間がなくなってしまったので、古本市ツアーをあきらめ、リブロの大古本市へ回る。参加書店のセレクトが素晴らしいので、棚をなめまわす---この時間では何も残っていないのは判っているけどね。日本全国からの参加店は古本オコリオヤジ、岡崎武志堂、善行堂、古書けものみち、文壇高円寺、トビラノラビット堂、book cafe 火星の庭、シマウマ書房、古本屋猫飛横丁、ワンオンブックス、YEBISU ART LABO FOR BOOKS、BOOK ONN、トンカ書店、あいうの本棚、犀角商店名古屋支店、ふみほにすと、海月書店。(急いでメモしたので自信がありません、間違っていたら訂正します)。アマチュア、プロ、セミプロ入り乱れ、LIFEなど洋雑誌も含んで探しごたえバツグン。棚に新刊が混じっているので混乱してしまった。検討の結果、林画伯の店で3冊求める---リーズナブルで有り難い。遅い昼食に矢場トンをめざすも行列で断念。近くのドトール・コーヒーで休憩し、上前津古書店を覗いてから金山へ移動し、母親と再会。元気でなにより。夜は兄の定番「一結」で、さよりのお造り、むつの煮付け、箸休めにホタルイカの沖漬けを楽しむ。お酒は八海山。自宅に戻って菱屋の細つららでビール。兄姉で昔話。