クレヨンのデカルコマニー

京都写真展の出品作家である友人が上洛。夕方、ギャラリー・マロニエで待ち合わせて、自作の解説などを伺った。樹木の表面と思っていたものが、古いクレヨン画を剥がした(デカルコマニー)だと聞いて驚いた。黒い台紙に収める色彩を持った事物、他の写真家とは異質のアプローチと思うが、前年の森岡誠作品に影響を受けた仕事だと聞いて、心と環境、時代の問題が鮮明になって、なるほどと思った。友人と飲んで帰宅したところなので、コメントできないが、彼の仕事に独自性を感じて、嬉しくなった。他の人とちがった仕事をすることこそ、芸術の基本だと強く思う。

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クレヨンのデカルコマニー

名古屋の写真家