関ヶ原を越えて


京都駅2番線 入線してくるまでの5分、暑くてフラフラ

柏原駅付近 「アルフレッド・バーニューヨーク近代美術館の誕生」96-97頁
昨日報告したバーの本の読書時間を確保したくて、在来線を使っての帰省。ただし、夏休み期間のためか乗客が多く、二度の乗り換えでは走っての座席確保となった。それでも、2時間20分の涼しい時間、車中が一番集中出来る訳で、個人コレクションと公的コレクションの相違などを読みすすめた。引用を二つ「近代美術館が近代美術館であるためには、理念的には、一度取得した作品を未来永劫に保持することは出来ない。近代美術館のコレクション活動には、作品の取得の問題と合わせて、作品の処分の問題が内在しているのである。」(223頁)「バーのコレクションに対する第一歩は、常に彼の「目」すなわち美術の質を見分けるその「目」から始まる。決して知識や他の評論家の言説からではない。」(243頁)

関ヶ原を抜けて電車は濃尾平野