京都写真展 作品搬入


「ここに掛けたい !」

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夕方7時から「京都写真展--記憶論III 忘れられない写真」の搬入。5階に集合して展示階(3・4・5)の調整を行う、毎年、出品作品が示される、この瞬間が一番緊張する。作品への思い入れと成果物が一致した年は良いのだけど、甘さと云うか、躊躇したままの作品を持ち込んだ時などは、めげる事が多い。今年は早々と夜野悠氏の『北朝鮮1987 夢幻の風景』と永田義博氏『越冬準備 1993年1月 中国・天津』に降参した。力の違いがはっきりと画面に現れて、わたしの、アマチア写真では太刀打ちできないと「しょげた」。写真家の力は「時と場所」をつかまえる能力によって決まるのだろうな、濡れた道に反射する光が、実に悲しく、また、心地良い。
 展示をサポートした名古屋の友人の写真『昭和26年』などは、なんと言ったらよいのやら、画面も難しいが、コメントを読むと、さらに頭がおかしくなりそう。これは、哲学であるのだろうな。今度、会ったら、題名に込めた思いを聞いてみたい。

 3階の定位置に掛けさせて頂いた、わたしの出品作『飛行機雲ふたたび』については、明日のブログから順次紹介したい。6点では、迫力なかったと、反省から始まっています。

 展示は明後日15日(火)〜20日(日)の12:00〜19:00(最終日は18:00) ギャラリーマロニエ 3・4・5階 京都市中京区河原町四条上ル 電話075-221-0117

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展示前 永田義博『越冬準備 1993年1月 中国・天津』

パパが観ております。石原輝雄『飛行機雲ふたたび』
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展示前 夜野悠『北朝鮮1987 夢幻の風景』

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8時過ぎに展示作業を終え、高瀬川四条下ルの珉珉で餃子とビール、食後、店の前で恒例の記念写真。一年経つのは早いです。

前列(左から): 奥野政司、村中修、中島諒、金井杜道。 後列: 夜野悠、森岡誠、木下憲治、西岡達也、森川潔。 撮影(22:59): 石原輝雄

「孤独のスバイス(酢、胡椒たっぷり、ラー油)」は餃子に合いますね。

差入れのおすそ分け(感謝) 高島屋の包装紙はよろしいな---