谷川茂庵茶苑食堂棟(現・茂庵)

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26f:id:manrayist:20220207215302j:plain2021.10 谷川茂庵茶苑食堂棟(現・茂庵) p.162-171 竣工: 1926年頃 木造2階建 設計: 岡田永斎 施工: 不詳。茂庵のHPには「町中に居ながらにして山中の風情を楽しむことを指して「市中の山居」と名乗り、八瀬大原出身で運輸業で財を成した谷川茂次郎を紹介している。彼は事業に成功した後、茶道を始め「数寄者としても造詣を深めた」と云う。また、カタログには「谷川のユートピアともいえる別荘(現存するのは当時の食堂棟(現・茂庵)と茶席二棟)と貸家群は、時を経て石垣や石段とともに吉田山の緑に溶け込んでいる」とある。

 長く封鎖されていた為でもあるが、展覧会での紹介があるまで、小生、このカフェを知りませんでした。「京都市内であることを忘れ去せる眺望」、店内は女性連れが多く、シニアの男性一人では落ち着きません……

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f:id:manrayist:20220207215255j:plain茂庵への入り口

f:id:manrayist:20220207215309j:plain愛宕山を望む

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[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』