『The Birthing』展 at Books Herring

ルパンの店で魅力的な二人展が開催されている(11月12日〜27日迄)。見ないほうが幸せのような、恐ろしげな展示「アーティスト(Mai Wadaと葉美さん二人)による─解釈の深淵を垣間見る時間」なのです。

レオナルド・ダヴィンチ『受胎告知』(1472-1475年頃、ウフィツィ美術館蔵)の木炭による模写、なんて説明、意味ないですな

精子たちの長い旅、一人だけにしかゴールがないのに

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「わては大天使ガブリエル、そなたは聖母マリアになるのじゃ」なんてね

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藁を敷き詰めた馬小屋にあるのは、ベットじゃなくて○○みたい、「ルパン入りなさいよ」

ウィーンで知ったホロコースト記念碑、レーチエル・ホワイトレッドが設計した「無名の図書館」を想起させる。足ざわりはマルセル・デュシャンがしつらえた第3回シュルレアリスム国際展につながるといえそうだ。

26日(土) 17:00〜18:00 にはアーティスト・トークが予定されている。気楽な集まりのようです。「怖いもの見たさ」になるのかしら