8日(木) スフォルツェスコ城

観光は14世紀に建造されたスフォルツェスコ城からスタート。ミラノの市壁門のひとつで名門ヴィスコンティ家が居城とし、子孫によって拡張されたが、15世紀に破壊される。後にミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツェスコが城塞に改築。16世紀から16世紀にかけて改装・増築されたが、ナポレオンによって一部が破壊され、19世紀から20世紀の初頭に修復。現存するのは1/4程度の面積で、残りは公園や道路になっている。古い石組みが見事で、ガイド氏の説明によると、壁面の穴は、改修時の足場に活用するためという。尚、敷地内の博物館にはミケランジェロの未完彫刻『ロンダーニーニのピエタ』が展示される他、ダ・ヴィンチの壁画が修復中との情報もある(どちらも観ておりませんが)。

両側に跳ね橋、「人を飲む蛇」はヴィスコンティ家の紋章、「単頭の黒鷲」はローマ帝国の国章 (だったかな)

城門を出るとカステッロ広場の噴水からカイローリ広場、ダンテ通りを経て、ドゥオーモ側へ一直線。トラムが最高のアイテムとなっており、明日はこれを紹介したい。

フィレーテの塔、中央の人物はミラノの守護聖人アンブロージョ