『走泥社再考』 at 京都国立近代美術館

● 先日、表題の展覧会を拝見したので会場の様子をアップしておきたい。「美術館でブラパチBis」ですね。会期は9月24日(日)まで

京都・五条坂周辺の焼き物屋さんから始まった走泥社は、前衛陶芸の運動として八木一夫や鈴木治の仕事で知られる。バタ臭いけど若い熱気があり地元民としては懐かしい。会場では一年ほど先行して前衛陶芸を始めた「四耕会」の林康夫の仕事も6点紹介されていて、嬉しくなった。林についてはこのブログでも紹介した坂上しのぶの著書『林康夫という生き方』(2022年)に詳しい。 → https://manrayist.hateblo.jp/entry/2022/02/01/000000 

八木一夫『二口壺』(1950年)

 

八木一夫『ザムザ氏の散歩』(1954年)

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八木一夫『休息の眼』(1959年)、『黒陶』(1958年)

鈴木治『数の土面』(1963年)

●会場では一部撮影OKとなっている(感謝)。