山村徳太郎(1926-1986)
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68作家167点におよぶ前衛美術の大コレクションを築き上げ、後世に伝えた山村さんの業績は、美術に心を揺さぶられた先人の熱い思いとともに、ここにある。展示会場はカメラパチリが許されているので、楽しく歩き回った。お会いしたことのある作家のお名前も多いので、懐かしい気持ちにとらわれる----
「出会いこそ人生」とうたう、山本徳太郎の収集物語は9月29日(日)まで開かれている。入場料大人1300円(70歳以上650円)。
津高和一『母子像』1951
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山村さんのコトバが掲げられている「私は、そのとき、アトリエ中央の壁にかかっていた「『母子像』をいきなり所望したのでした。(… ) 今から思えば、これが私の大へん幸せなコレクション活動の始まりであったのです」1971年。
斎藤義重『作品3』1960
斎藤義重『ペンチ』1967 『絵画5』1960
吉原治良『作品』1966 『作品』1961 など
田中敦子『作品』1958 白髪一雄『天間星入雲龍』1962 など
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元永定正『いちにさん』1978 『ヘランヘラン』1975
高松次郎『影(#394)』1974-75 荒川修作『無題』1963
関根伸夫『メビウスの環』1979 堀内正和『箱は空にかえってゆく』1966 八木一夫『出発』1974 など
高橋秀『Superfici R 6.64』1966 清水九兵衛『ウィグA』1980
三島喜美代『Coluumn-1』1983-84
三島喜美代『Newspaper-83-R』1983