高島屋T8 蔦屋書店とMANDARAKE

1階の四条通側で顔を出す巨大マリオ氏、パチリの名所となっています。

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 10月17日(火)、四条河原町高島屋にオープンした専門店ゾーン「T8」をパトロール阪急電車を降りて地階の「フード・EAT8」から入場すると、餃子、ラーメン、カレーの匂いが充満する雑多な市場感満載、屋台で食する人・人・人、落ち着きを期待しないけど、匂いが百貨店側の食品売場や上階の化粧品売場を襲撃していませんか……

 まず蔦屋書店から、5階の商品構成は他の同店と変わらないはずなので、ヴインテージ書を確認するも、独自性は発揮されていない様子。最新のアート関連書チェックには向くけど、研究書には無頓着、ビジュアル重視の書籍ばかりで写真集が多い、目新しさはありませんね。でも、四条通側の眺望が良く、明るいから店舗だから及第点。6階の「SHRE LOUNGE」は一人でも複数人でも使えるスペースで約120席、料金設定を確認すると60分でソフトドリンクプラン1,540円、アルコールプラン1,980円(延長等あり)、飲み放題なので利用しようかしら、個室もあるのでミーティングをするのも良いかもしれないけど「購入前の書籍三冊持込可」とあるから、「再販制度」をないがしろにする悪例、喫茶店での長尻客撃退の手段でしょうか、時代が変わったのですな。

 4階に降り、MANDARAKEを見学。実店舗は初体験なので、ウキウキ楽しみました。でも、大人買いでしか対応できないプライスゾーン(ブリキのおもちゃの高騰に眼をクルクル)、そして、ガラスケースの稀覯写真集に眼福。ここでの売価が基準になると一般の古書店で入手するのは難しくなりますね。『NON  関学闘争の記録』や全日の『状況』などを見ながら、「親父の本がこの値段なら、買い取りしてもらおう」と、誰だって思いますやん。営業時間は12:00〜20:00だから、よだれ垂らしに日参したい、小生、見るだけで満腹なんです(ハハ)。

 尚、7階の任天堂直営店は拝見できませんでした。

4階 MANDARAKE