カレル橋(2) ── 6日(木)

聖キュリロスと聖メトディウス

ヤン・ネポムツキー 「幸せになれますように、スリ、スリ」光ってますな。

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[メモ]

「聖キュリロスと聖メトディウス」の像は20世紀になってカレル橋に加えられた。9世紀、兄弟はゲルマン系聖職者の迫害に合いながらスラヴ語訳聖書の誕生に尽力、その弟子がキリル文字を考案。兄弟の名を冠した教会がカレル広場西にあり、第二次世界大戦中のナチス親衛隊による殺戮(100人余)の記憶に結びつく。尚、7月5日は兄弟の「スラヴ語布教の記念日」としてチェコの祝日となっている。

8.8 × 13.8 cm

 絵葉書を日記に使ったのは1920年代(?)の旅人だろうか(良いアイデアですね、「5月27日午後2時頃」なんてのが、小生、好きです)。上図モルダウ河に架かる橋はカレル橋から一本上流のマーネス橋。「カールスバード」が有馬名物炭酸せんべいの発祥の地であるのは、聞いたことありました。「カールスバード」はチェコ語の「カルロヴィ・ヴアリ(Karlovy Vary)」のドイツ語読み、チェコ西部の都市。カタカナ表記から事物を特定するのは、浅学ではお手上げです(ハハ)