撤収 at 東京富士美術館

展示品には案内状、パンフレット、絵葉書などの紙モノが多く、傾斜台に滑り止めをかませての展示だったので、汚れがないか確認しつつ、ファイルに戻す作業を延々と続ける。

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ロッテルダム、ボイマンス=ファン=ベーニンゲン美術館 1971.9.24-11.7

撤収作業での心配事は、通常と異なる強密着で固定したポスターの状態だった。アクリル版との接着がきつくダメージが発生していないか、静電気を考慮しつつ慎重に剥がす。(プロと専門家の作業です)
 立ち会うと1971年〜72年にオランダ、パリ、デンマークと巡回したポスター3枚が、当時のインクとコート紙の関係からか、一苦労させられる恐ろしい状態だった。自宅で開梱した時に再点検が必要と感じた。

 

パリ国立近代美術館 1972.1.8〜2.28

コペンハーゲン=ルイジアナ美術館 1972.3.18〜5.7

初日に130点、翌日に70点を作業。長い移動距離になるので、無理せず事故がないように願う。お疲れでませんように。

 

* 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。