画箋堂で買い物

昼前に出掛け、五条通堀川東入ルの「砂の書」へ。早いと思いながら5階へ上がる、開店前にもかかわらず快く迎えてくれて珈琲までいただいた。しばらく棚を眺めて楽しむ。それから、東本願寺北側の小山登美夫ギャラリーの桑原正彦 展"窓"とタカ・イシイ・ギャラリーの法貴信也展を覗く。先日のレセプションと違うので、ゆっくり拝見。本日一番の客だと思ったが、先に若い女性の二人連れが来ていた。六条通りを東に走ると東山の紅葉が美しい、寒い。そして、目的の画箋堂に到着。今日は年末恒例の二割引セール(Webの割引券を付けるとさらに5%をまけてくれる)。京都写真展用の材料を購入。といってもアセテート・フィルムと製本テープ。店内レジは行列になっている。このところ「マン・レイ展のエフェメラ」にかかりっきりで展覧会に出品できるような写真を撮っていないが、1970年からの自作ポスト・カードを並べる予定で準備。写真ばかりではないけど、わたしの表現に対するスタンスは伝わるかと思う。---どうかな。

 近くの書砦梁山泊によってから、寺町でカメラ店を覗きリコーのGR2デジタルを検討、にしんそばを食してから尚学堂書店、三月書房、水明洞、中井書店、もどってメディアショップ、京阪書房、キクオ書店とはしご。戦前の詩人に関する本を探しているのだが、見つからないな。紅葉した銀杏並木が素晴らしい。自転車の前かごに幾枚かの落ち葉、写真に撮りたいな、デジタルならどんなふうに写るのかしら。イノダ・コーヒ本店に入って一休み。さすがにガーデン席をチョイスとはならないので、二階に上がり四人掛けのテーブルを占有する贅沢な時間、アラビアの真珠で暖まった。イノダの店員は教育が行き届いて気持ちが良い。こうでなくっちゃな、展覧会のプランを考えたり、本の校正をしたりして過ごす。