中之島と中津

若い友人との飲み会が阪急・中津の板前割烹店であるので、午後から出掛ける。その前に天神橋筋商店街古書店をブラブラ。定番の矢野書房、天牛書店、ハナ書房(状態の良い雑誌「辻馬車」の創刊号がケースに飾られていた眼福である)と回る。必要な本を幾つか求めた後、国立国際美術館で開催中のウフィツィ美術館自画像コレクション展を鑑賞。ルィージ・ルッソロとジャコモ・バッラは面白いと思ったが、寄贈品で構成されたコレクションはイヤミだな、総じて画家の自意識過剰が前面に出て良い作品が少ないと感じた。---解説にも「1909年批評家が画家の自発的な寄贈による二流の自画像を批判」とあったので、なるほどと納得。日本展の後に、正式コレクションに加えられると誇らしげな草間彌生横尾忠則杉本博司の三氏の品格のなさに呆れるばかり。


市役所横の大阪「光のルネサス中之島イルミネーションストリート(25日まで)。


中津に懐かしい雰囲気の古書店があったのでパチリ。