マン・レイの塗られたパン

節分で食卓には、鰯と畑菜と太巻き。今年の恵方は南南東だとか。ちょっと飲んでしまったので、「戦前京都の詩人たち」が停滞。頁仕立てで校正をしているけど、はかどりませんね---。このところマン・レイの話題から遠ざかっていたので、書影撮影でゴソゴソしていた時に出て来た雑誌『都市住宅』(1973年10月号)をアップしておこう。特集/再開発の号には京町屋の論考などもあって興味深いが、表紙シリーズの「マニエリスムの相の下に」に使われたマン・レイの「塗られたパン」の紹介が楽しい。構成と文が建築家・磯崎新によるもので、昨年、ときの忘れもので開催されたマン・レイ展のオマージュ本を連想させる。この表紙に使われているのは、宮脇愛子さんが架蔵されていた、カタログだろうか----