北陸ツアー 補足

このブログで報告させていただいた「現代美術と磯崎建築〜北陸の冬を楽しむツアー」の記事・写真をアップした直後、病気療養中とお聞きしていた中上光雄さんが亡くなられたと云う知らせが入って、悲しくなった。氏のお名前がわたしに似ていて、マン・レイにも繋がるものだから、親近感を持ってテキストを書いた。だから、そのままにして読み直している。雪深い街に息づく現代美術、沢山の作家、コレクター、友人、知人の方々が氏から力をもらったと思う、心からご冥福をお祈りしたい。
 また、ときの忘れものの綿貫さんから、「マン・レイと余白で」の二日間を画廊のブログで再録したいとの依頼を受けた。そちらの方もお楽しみ下さい。 ---ツアーでの番外編写真をアップしておきます。

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勝山城博物館
1月25日にアップした朝靄の中のシルエットでは判りにくいので、前日に撮影した勝山城博物館の全景を示しておきます。ネットの解説によると天守閣高は日本一の57.8m、1992年に相互タクシーの創業者多田清氏が開館。磯崎新建築は別として、勝山は越前大仏といい、恐竜博物館といい、このコンクリート製模擬天守閣といい、驚きばかりです。また、下の写真の『テキ6』は、えちぜん鉄道勝山駅で動態保存されている日本最古級の電気機関車で、1920年自社設計。福井---勝山・大間間で織物製品・木材などの運搬に活躍。鉄道ファンはこちらも気になります(笑)

電気機関車『テキ6』+無蓋貨車『ト68』