ストラッピンとポートフォリオ

ワンピースのストラッピンが目当て(4人以上の来場が条件)と云う若い友人に、人数調整で誘われラウンドワン京都河原町店へ、10年ぶりにボーリングをやった。若い友人は「ムーンライトストライクゲーム」で見事に景品ゲット、記念写真をいただいた。こちらは、この対決でガーターだったから、しょげた顔で写真におさまってしまった訳。ラウンドワンに入店したのも初めてだったが面白いところだ、異空間だよね。

帰宅し自転車でタカ・イシイギャラリー京都へ、5月7日までが会期の「安井仲治」展を拝見する。昨秋・同画廊から刊行された安井のポートフォリオ、全30点の出品。制作はモダン・プリントの第一人者、比田井一良。会場中央のアクリルケースにはコロタイプ印刷の『安井仲治写真作品集』(1942年)の現物と、愛用のカメラが置かれている。モダンプリントには時間の滴が落ちていないので、魅力は今ひとつといったところだけど、こればかりはしかたがない。複写からのデジタル版は別として、オリジナル・ネガや乾板からのプリントには、「雑巾がけ」などの技法や「山根曲馬団」シリーズなどのフェロタイプ仕上げなど興味深い。これが安井の黒だろうかと記憶を確認、ビンテージの黒(経年変化した黒)がイメージにあるものだから、ちょっと違うなと思う。しばらくすれば、近付くのかな。安井の強烈な作品群のフォリオ、セット30枚で価格は150万円、一点でも15万円(ed.15)との事。欲しいけど手が出ない(涙)

            • -

そんな訳で、きょうの印刷は3セット(累計11セット)