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レコードコレクターのMさんが、朝日新聞朝刊にアスタルテ書房が「閉店セールを実施中」との記事が載っていると教えてくれた。それで、仕事が終わるのを待ち、御幸町三条まで急いで行った。二階にあがると、靴が外まであふれ、店内は若いお客さんで溢れかえった状態。お聞きすると店主が示した価格の50%OFFでのセールだと言う(品物が無くなった段階で終了。詳しくは直接、ご確認ください)。すでに壁面に掛けられていたオリジナル絵画の幾つかは外されていて(売れたのかどうかは、判らないが)、棚も空白が目立ち始めている。焦りますよね。
わたしは、最後だから何か思い出となる品物を求めたいと思った。佐々木一彌さん繋がりとすれば生田耕作氏の仕事となるだろうか。書棚を拝見すると手作りの小冊子『映画、その栄光と悲惨』があったので、迷わず頂戴した。高額商品を求めれば、50%の効果大となる訳だが、マン・レイ関連じゃないと、難しい。この点については、専門の方々にお任せするのが良いでしょうね。
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『映画、その栄光と悲惨』FILM FORUM 1985
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外に出たら、もう、戻れない……
