『記憶のための箱』


四条大宮上ルの京都アートホステル・クマグスクで今日から始まった藤本由紀夫さんのインスタレーションによる『THE BOX OF MEMORY』を拝見。案内状には「記憶のための箱----家を、このように定義してみる。」とあった。そこは、改装された京町屋がアートを共有する宿泊空間になっていて、24時間、藤本作品を堪能できるという、面白い試み。本日はオープニングのパーティーで、ちょっとビールを飲みながら、NO THINGとEVERY THING、ANY THINGとSOME THING、複雑に絡み合あう記憶の部屋に迷ってしまった。準備されているカタログの小冊子には「沈黙とは、/ 何もない状態であって、/ それはすなわち、/ 何もかもがある状態 / (一行アキ) / 足せば足すほど消えてゆくもの」などと謎のメッセージが仕込まれている。
 展覧会の会期は10月12日(月・祝休)迄の14:00〜21:00、入場料500円(宿泊の関係で拝見できないスペースのある場合あり。)

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