言葉こそ「Reflected」

『Reflected 展覧会ポスターに見るマン・レイ展』の会場を再訪。整えられたバネルのあいさつ文で平芳幸治氏は「写真は反射像 Reflected Imageです。反射像/反映を創り出してきたマン・レイ自身が、展覧会ポスターの中でどのような反射像を生みだしてきたか、じっくりご堪能ください。」と書いておられる。会場の導入部分で、これを読んだ時、「言葉」も、強く「自身」を反射・反映するもだと思った。それは、パネルに反転するイメージを持ち込んだ美馬智氏のアイデア(印刷された裏面が浮かびあがっている)に触発された結果。この仕掛けは展覧会の意図を上手く伝えてくれる。
 写真は展示室3の「日本」に触れた部分から引用。