銀紙書房 通信 8月新刊


拙宅:  アンナ・ド・ノアイユ 『時間の外にいる貴婦人たちのバラード』

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2月から始まってしまった「サンデーマイニチ」の生活も、徐々に銀紙書房モードに改善(?)され、8月に刊行予定の『石原輝雄 初期写真 1966-1972』も校正が終わり印刷出力に入る段階となった。今回は144頁仕立ての写真集、「マン・レイに狂う」前の名古屋時代に撮った写真(50年も経っている)を選んで構成した。白黒版インクジェットの品質も及第点かと思う。もちろん、諸般の事情(笑)で限定25部制作。社主としてはマン・レイとは直接の関係はないが、マン・レイに続く精神の軌跡を発掘できないかと意図している。銀紙書房を応援してくださっている方々の期待に応える為にも、ここが頑張りどころ、プリンターが加熱して機嫌が悪くなるのを怯えての作業が続きます。



『三條白川橋上る』(2014)と『マン・レイへの写真日記』(2016)に囲まれた、新刊ダミー(帯には色が付きます)。