銀紙書房-1983 マン・レイになってしまった人

石原輝雄著『マン・レイになってしまった人』銀紙書房 1983年刊 限定1,000部 19 x 13 cm 184 pp。目次: 「序文(ジュリエット・マン・レイ)」「マン・レイカレイド・スコープ」「写真は芸術にあらず」「マン・レイの瞳は性器である」「日本におけるマン・レイ理解」「マン・レイと彼の女友達」「ジュリエット・マン・レイとの二日間」「著者 コレクシ ョン・リスト」「日本におけるマン・レイ理解 参考資料」。

 

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 先日、銀紙書房刊本のファンで古くからの友人でもあるT氏から手紙を頂戴した(メールではないところが嬉しい)。来春刊行予定の「マン・レイ受容史」に関して、客観的な記述よりも個人史の面を出して欲しいとのことだった。そして、できれば銀紙書房本のコンプリート展示、合わせてカタログの刊行を……と、連帯と励ましの言葉を頂戴した。
 考えてみれば、小社の刊本は部数が少なく、ほとんどの人が知らない。また、すべてが品切れ、欲しくても入手がむかしいなど、不便をかけているかと思う。造る側の事情であるわけだが、申し訳ないと思う。それで、書影と簡単な情報をブログにアップしておくことにした。楽しんでいただけたら嬉しい。