ブレッソン展 at 祇園


アンリ・カルティエ=ブレッソン展---決定的瞬間 at 何必感・京都現代美術館

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最終日にやっとブレッソンの写真展を拝見した。見るたびに新しい発見があるように思う。もっとも、昨日のデジタルプリントではないが彼のオリジナル・プリントの表面に記された「サイン」文字の違和感に疑問が残る部分もある、展示空間と印画の状態、額装の乱れ、写真集の方にインパクトのある写真群といえようか、何必館での開催も何度目かの事だが、水中の裸体が揺らめく1933年イタリアと、ベットで戯れる男女を捉えた1934年メキシコ、この二枚が好きだ。

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 本日午前中に銀紙書房の新刊『石原輝雄 初期写真 1966-1972』の表紙と本文の接着を全冊終えた。それで、糊が乾くのを待って祇園まで走った訳である。---造本作業はゴール前のひと仕事(カバーの印字と帯のセット)を残すのみとなった。来週中には準備完了の報告が出来ると思う(お楽しみに)。