KG+ 38 相川勝

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ボノン キョウト 9/18-10/3

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会場は京都五条の楽しい界隈への入り口にあり、ファッションや作家ものの陶器や雑貨などの展示をするセレクトショップ、喫茶の提供もされる。今回は写真展の会場としてKG+へ参加。しかし、『Remain in Light』と題した相川勝の仕事は写真とくくる世界を超えて、現代美術の範疇ですな。掲示された解説の冒頭には「ここにあるイメージはスマートフォンやPC内で生成された、現実には存在しないイメージです。そしてそれを投影するプロジェクターの光源を用いて印刷されています」とある。作者は1978年、ペルー共和国の生まれ。小生のような昔風のスナップ写真家としては、知力の衰えに悩まされる展開、こうした視覚のズレに切り込んでみたい。

 

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『landscape』2019年

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『6 male portraits』2020年(左)、『landscape』2020年(右)

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『field(grass)』2020年

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AIの人物、ビデオゲームの空間、床面の携帯画面もすべて現実の場面と思える。パネルのずらし方など、上手ですな。