輸入取止め・国際郵便

f:id:manrayist:20210531224859j:plain

 パリ・京都往復ご苦労さま。 国際書留郵便 小型包装物 内容: 書籍 贈り物

---

 3月8日に航空便で送ったスモールパケットが、「あて所に尋ねあたらず」と記されて京都まで戻ってきた。コロナ禍の影響を受け海外便の取扱が悲惨な状態になって久しかったのだが、ロックダウンも一旦終わり、動き出しているだろうと期待して、名古屋市美の『写真の都物語』展カタログをパリ在の友人に送った。問い合わせ検索で荷物の動きを確認していたところ、五日程かかってシャルル・ド・ゴール国際空港へ着いた後、「輸入取止め」扱い。友人に尋ねると、これが多いそうで、通関を抜けずにそのまま差出人のところへ戻してしまっていると云う。扱い量が増えると、「宛先」の確認などせずにそのまま「ポイ」だって。行方不明となるものも多いと聞く。追跡と保険の申請をせねばと思っていたところ、一ヶ月半後の4月30日に送り出したとの表示が現れほっとした。検索で動きを毎日確認、そして、拙宅に5月21日到着。関空とパリは凡そ9,600kmだから、その倍の長い旅。荷物もとんだ「骨折り損のくたびれ儲け」とにかく無事な姿でやれやれ。しかし、どうやって再送するか思案。

f:id:manrayist:20210605151513j:plain

シャルル・ド・ゴール国際空港  グーグル・ストリートビューから引用(以下同じ)

f:id:manrayist:20210521212707j:plain

f:id:manrayist:20210602075224j:plain

京都

-----

 友人から「EMSだと順調に届くのではないか」とのアドバイスをもらい5月24日EMSで再送、31日には無事受け取ったとの知らせをもらった。EMSはクロノポスト社扱いだから、これが違うのだろうか? 『写真の都物語』の28,800kmの旅でした。履歴情報を貼付しておきますので、同じような仕置に合っている人は参考になさってください。お疲れ様です。

f:id:manrayist:20210531225010j:plain

f:id:manrayist:20210602201040j:plain

パリ  

---

 教訓、フランスに郵便を出すときはEMS、あちらから荷物を送ってもらう時はどうでしょう。今、古書店に展覧会資料を注文し到着待ちの状態なのですが、相手が知らせてくれた追跡番号、ヒットしないのよね(不安)、---これについては、また、報告します。