パリ6区のドラゴン通りで戦前から営業を続ける美術雑誌の版元カイエダール。マン・レイは雑誌20世紀にテキストや写真を提供した他、1934年には同社から重要な写真集を刊行し、その翌年には油彩とオブジェで個展を開催している。油彩『天文台の時間に──恋人たち』も展示されたその個展を再現しようと、この4月12日〜5月28日の会期で『マン・レイ』展が催されている。もっとも壁面に掛けられたのは油彩に変わって版画であるが、チェスセットやオブジェや油彩、写真などが並べられている。
上掲画像はカイエダールのHPから引用。
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パリ6区、ドラゴン通りのカイエダール(左) グーグルストリートビューから引用
