シュルレアリスム国際展 1938年

愛しのマン・レイ展 出品: 176, 177, 175

 昨日言及した『シュルレアリスム国際展』の記念として出版された『シュルレアリスム簡約辞典』にマン・レイは「1890年生まれ。『かれは愛されるために描いた』プレ・シュールレアリスムシュールレアリスムの画家。アメリカでのかれの活動は1912年にさかのぼる。1921年渡仏。『楽しい野原』『レイヨグラム』(1921)『回転ドアー』(1916〜1926)『自由な手』などの著者」(江原順訳)と紹介されている。
 筆者は辞典の内扉にカタログが貼り付けてあった一冊を、ある大学前の古書店の棚で見つけた。背表紙は白紙なのに、呼び止められたのですな。画家などの住まいが多い地区だったので、そんなところから持ち込まれたのではないかと、想像したのだった。

* 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。