
 「王子のギャラリー」側入り口にある「シュヴァルデン書店とポスター・アトリエ」に気づいたのは出立前日の夜。しかし、グーグルストリートビューでは店舗の様子と一致しない。小生、焦って情報収集、定休日と開店時間を確認。古写真と絵葉書、貴重なポスターがあるじゃないですか…… ギャラリー・サン・チュベール内の店舗紹介には「古書店主でルネ・マグリットの広告作品を網羅した研究書の著者トリスタン・シュヴァルデンの孫にあたるニコラ・ランベールとヴァンサン・ブーシェンドホムが二年前に引き継いだ書店。古い写真技法に情熱を注いだ二人に、ヴィンテージポスターの修復家、サビーヌ・マルボンが加わり商売を初めた」という。ポスターは1950年代以降が中心らしいが、店内には名刺版の古い写真が所狭しと並べられている。この店を狙ったのでランチでのビールを我慢できたのでした。ハハ。

「マン・レイありますか?」「ないな」「ダダやシュルレアリスムのものは?」「置いてないな」「だったら絵葉書は?」と探した訳です。貴重な自由時間がすぎていく、奥様が戻ってきて、探索終了。「お店の写真撮っていいですか?」「いいよ、いいよ」と会話が展開する期待もあったのですが、これにて打ち止め。









L'atelier de l'affiche & Librairie Schwilden
2, Galerie des Princes