ドイツ・ポスター展

 午後から気分転換に市内へ自転車で出掛ける。八坂通りの摩利支尊天堂から写真を撮りながら三条広道辺りを自転車でブラブラ。街の様子を楽しみながら岡崎の近代美術館へ。今月末までが会期の「ドイツ・ポスター1890-1933」展をのぞく。入口で「出品作品目録」を受け取り会場へ。(24)のドレスデン・第三回ドイツ工芸展リトグラフ・ポスターなんて黒地から浮かぶ魅力的な女性の素足が反射して、不思議な空間になっている。石床か水なのかな。近づくと印刷の荒さが判るのだけど、離れると魅力的なんだよね。(48)のディ・ヴァイテ・ヴェルト誌のものなども鉄道ファンには楽しめる。(77−49)の切手も面白い、このやり方もあるなと思う。会場ではポスター毎の展示プレートが無く、タイポグラフィーにも考慮されたポスターに並んだ大き目の作品番号を先の目録で確認。この「出品作品目録」折りたたんだポスターの裏面だから、いずれ、すごいコレクター・アイテムになるだろう。目録を観客の多くが拡げているので、不思議な光景だった。それで、余分にもらっておいた。今日は府立図書館が休館なので、調べものはあきらめ、ギャラリー16を覗いた後、古書店をいくつか冷やかして帰宅。花粉症が恐い鼻の案配になってしまったので、急いで顔を洗った。