百練で「中川せんせ」と


阪急電車 烏丸駅

「中川せんせ」
10年ぶりに中川繁夫さんと会食。氏と出会ったのは80年代の初めだったと思うが、関西の写真シーンを独自の切り口で活性化させ、その後の写真青年達に影響を与えた功績は大きい。わたしも影響を受け、氏の雑誌『映像情報』にマン・レイについての原稿を発表してもらったり、東松照明氏に紹介されたりした。現在も精力的に写真活動を続けられているそうで、関西の写真シーンについて、自伝風の評論を書き進めておられると云う。相変わらずの若さに脱帽した。
 氏は京都風土記や京都女人草紙などのシリーズを手掛けているので、カメラを持って人の輪に入られるのがお上手、四条河原町、裏寺の百練で隣のテーブルの若い人達と、すぐに打ち解けてキャノンのカメラでパチパチ撮っておられたので、わたしもおすそ分けをいただいた。綺麗なお嬢さんに囲まれた青年が羨ましい。