平木収さんのお墓参り  2017

    • -

京都写真クラブの友人たちと妙教寺(鳥羽街道・納所)を訪ね、写真評論家である平木収さんのお墓参をさせていただいた。例年は墓地を囲む桜が綺麗に咲いているタイミングなのだが、今年は寒くて開花も一週間程遅れそうなあんばい。氏が亡くなられてから8年が経つ。毎年、この時期に集まり、近況などを報告する訳だけど、気の滅入る話が多い。氏が立ち上げた川崎市民ミュージアム指定管理者制度で運営されると聞く。学芸員の専門性や継続性をないがしろにする風潮は、公共図書館TSUTAYA化をみても、悲劇的である。文化には利用者数以外の価値基準がもたらす「自由度」と「普遍性」が必要なのに----