祝 「泉」 誕生100年


中央に『泉』、手前のケースには雑誌『291』『ザ・ブラインドマン』など、

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本日から京都国立近代美術館4階で、マルセル・デュシャンの『泉』を核に、シュワルツ版のオブジェの他、関連資料が展示されている。これは、同館のキュレトリアル・スタディズの一環で、現代美術の出発点として名高い『泉』を1年間、5期に別けて展示するもので、初回(6月11日迄)のキュレーションは京都工芸繊維大学准教授の平芳幸浩氏。展示品は大阪の国立国際美術館所蔵品も含めてリストによると50点あまり、早速、拝見したのだが、文献資料が好きなものだから、興奮がおさまるまで会場をうろうろ、気がついたら2時間経ってしまっていた。わたしもマニアなのかしら。詳しいレポートはいずれ書くつもりですが、取り急ぎの第一報です。尚、平芳氏のギャラリートークは5月20日の予定。また、展示とコラボする印刷物はもっか印刷中と聞く、「ダダ」っぽくて良いですよ。



ケースの中に雑誌『ヴュー』、『トランジション』は表紙に使われた『櫛』とセット、こんな展示をしてみたい。

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デュシャンの『フレシュ・ウィドウ』の横には、マン・レイ撮影の『ローズ・セラヴィ』