ゴッホ展 at 京都国立近代美術館


京都国立近代美術館

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1月20日から始まった京近美での「ゴッホ展」---巡りゆく日本の夢---(3月4日(日)まで)。期待していなかったのだけど、なかなかよろしくて、嬉しくなった。激しい調子の油彩が並ぶ従来からのゴッホ展と異なり、しっかり琴線にふれるてくる作品が掛けられている。わたしが注目したのは1888年の3点『雪景色』『サント=マリーの海』『アイリスの咲くアルル風景』と、翌1889年の『下草とキヅタのある木の幹』である。佐伯祐三の『オーヴェール教会』(1924年)も素晴らしく、日本人のファン・ゴッホ受容の歴史を俯瞰しながら、マン・レイの場合は、どうだろうかと、いつも同じテーマが心を巡り、考えさせられながら、上階の常設展示を拝見した。---それを報告するブログの原稿は、おおかた書き終えた。