ケイト・グリーナウェイ著『窓の下で』(1980年第4刷) 新書館
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ルパンとイギリス本の話をしていたら、お薦めと言ってケイト・グリーナウェイの『窓の下で』を出してこられた。ケイトは1846年生まれの挿絵画家、絵本作家。絵本の黄金時代であるヴィクトリア朝の中心作家の一人。本の冒頭は彼女の優しい言葉:
窓の下には / わたしのお庭があるのよ / あまーいあまい / お花がいっぱいさいているのよ / わたしがいちばん仲良しの / 駒鳥おうちは梨の木よ
で始まっている。こんな世界が今でもあるのだろうか---
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ケイト・グリーナウェイは生涯独身を通し55歳で没したと聞くのだけど。
Kate Greenaway (1846.3.17-1901.11.6)