銀紙書房通信 マン・レイ受容史- 1

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外山卯三郎『最新フランス絵画研究』新美術研究第一巻 金星堂 1932年。22.2 x 15.2 cm 268 pp.。

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銀紙書房の次回本は『マン・レイ受容史』。日本で始めて紹介されてから、およそ90年が経過しているが、そのうちの40年は、共に歩んだ印象、なので、纏めるとき客観的になれるかと危惧する(わたしにしか出来ない仕事、他に手を挙げる人はいないでしょうね)。『眠り姫物語』を上梓してから2週間、灼熱の京都でクーラーに助けられ(紙モノに汗が禁物だからです)書誌データ入力から始めている。しかし、やっぱりの力仕事で「眼」が悲鳴をあげている。完成までは2年ほどの予定、都度、作業の進捗を報告しますので、温かいご支援を期待したい。 

 

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『日本版外国美術雑誌』1933年4月号 アトリエ社。26 x 18.9 cm。