「足がつる」美術館

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ミュージアムロードから歩道橋を渡りギャラリー棟から入館した為かもしれないが、展示室が判りにくい。エレベーター口が奥まってサインも認識しにくく、コンクリート打ちっぱなしの階段も冷たい印象。天井が高く歩く者には威圧を感じさせるほど。ギャラリー棟と展示棟を区別する円形テラス壁が目線を遮るので、初訪問には戸惑いを与える、チケットブースも判りにくい位置だった。

 安藤忠雄設計の建物は延床面積約28000㎡で西日本最大級の規模とか、建物自体をも楽しむ美術館とのふれこみ。「広すぎて大変、疲れますよ」と幾人から聞いていた。

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スロープ

f:id:manrayist:20190915213952j:plain円形テラス

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展示室の迷路以上に建物の中はさらにこみ入っていた。常設展示室、企画展示室どちらのエレベータホールも巨大で、威風堂々、権力主義的、脇の階段を特別狭めて設計したような印象。シニアはエレベーターを探すものだから判りにくく使いにくい。それにしても、節電の張り紙など、いたるところに紙がペタペタ、コンクリートの肌になよりと紙がたれる。美しくないな。

 フォルテシモでランチと思ったのだが、常設展示室側の2階とは区切られている。上がったり下がったり、うろうろしていたら足がつってしまった。歩数1万程度だけど上下移動は筋肉に負担をかけるのかしら。次に訪問するときには、よく知った街の感覚で、楽しく拝見できるでしょう(笑)。そして、神戸三宮へ----

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海側 大階段 ヤノベケンジ『サン・シスター』 元永定正『きいろとぶるう』

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山側 三宮方面 展示棟の屋根に風船状立体アート、フロレンティン・ホフマン『美かえる』

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 阪神本線岩屋駅 高速神戸行普通 5550系(5562)  阪神ジェットカーシリーズはかっこいい。本系は老巧代替車として2010年、1編成4両のみ製造された。