名古屋機関区に門鉄デフのC57形が転属してきたのは、何時頃だったか。ナンバープレートの地色は赤に塗り替えられ、デフと相まってスマートに思えた。当時、雑誌『鉄道ピクトリアル』の各地の話題欄に投稿したのを覚えている。これが面白くて、毎号、掲載されているか、楽しみに発売日を待った。
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時代が遠ざかってしまった。構図を決め、三脚の横で一時間も待機する、そんな、ムダでありながら充実した時間は、戻らないだろうな。C57139のお別れ運転を撮影し、鉄道ファンの先輩S氏のはからいで、雑誌で発表させてもらった頃から、急速に「撮り鉄」への情熱が失せてしまった。「女の子」への興味が鉄道に勝る、当然の帰結ですな(ハハ)。
