レイヨグラフが1億円超に


城南宮・東の鳥居の桜
昨夜の〆はコシノジュンコの店で「桜のアイス」、葉のまま食べる桜餅が大好きなわたしに、桜の葉が入ったアイスは美味。女将の笑顔が明るいので友人との会話も楽しく弾みました。 土・日と爆弾低気圧が日本列島を襲うというので、今年の桜も終わりでしょうね。
 春・4月といえば毎年、ニューヨークで写真のオークションが開かれる。4月4日にロックフェラーセンターを会場に行われたクリステイーズのセール「THE DELIGHTED EYE: MODERNIST MASTERWORKS FROM A PRIVATE COLLECTION」ではマン・レイのビンテジープリントが4点出品された。その内のひとつのレイヨグラフは、雑誌『Les Feuilles Libres, no. 26』に掲載された優品でティモシー・バアム旧蔵、サイズは23.5 x 17.8cmで裏面に作家によって「Original Man Ray 23」と書かれている。複写ではないレイヨグラフがオークションに出る事はすくなく関心をもって結果を待った。数日来の円安乱高下で邦貨換算が乱れるが、現地での諸経費込みの落札価格が1,203,750ドル、昨日の為替で邦貨換算すると117,895,275円。他のマン・レイ・ビンテージが2,000-3,000万円だから、すごい人気となったようだ。ネットカタログで見ても、グラスとバネなどによる空間構成の魅力に吸い込まれる。小さな紙の上の出来事に1億以上の価格、手にする事は出来ないけど、見てみたい(オリジナルを証明する裏面筆跡です)。

CHRISTIE'S SALE2767/LOT17 スクリーンショットによる。