10日(土) フィレンツェのドゥオーモ

通りを進むと広場に出た。手前、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、奥にドゥオーモ。白い、なんか建築サンプル、あるいは紙芝居みたい(失礼)。 ドゥオーモのファサード、ネオ・ゴシック様式、1887年完成。 洗礼堂、『天国の門』(1452年完成、レプリカ) 左からサン・…

10日(土) ビステッカ・ファオレンティーナ

中央駅からサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の横を抜けてレストランに到着。 猪のパスタ、ミートソース フィレンツェ風Tボーンステーキ ビステッカ・ファオレンティーナ --- ファオレンティーナで伝統的に食されるのはキアニーナ牛(白い牛)で、イタリアを代…

10日(土) フィレンツェ遠景 実写編

12:47 ミケランジェロ広場から望む旧市街、アルノ川の向こうにヴェッキオ宮殿のアルノルフォの塔、ジョットの鐘楼、ドゥオーモの円蓋など。 左に転じるとヴェッキオ橋 --- ここは昔から絵葉書などでも使われる「花咲き栄える街」フィレンツェの絶景スポット…

10日(土) ピサの斜塔でクルクル、酔いますな。

ウィキによると「16世紀末、斜塔の頂から2つの重さの異なる石塊を落とす実験が、ガリレオ・ガリレイによって行われたとされる故事は、弟子のヴィンチェンツォ・ヴィヴィアーニの創作とする研究者が多く、実際には斜めに置いたレールの上を、重さが異なり大き…

10日(土) ピサの洗礼堂と大聖堂

9:13 踏切で通過待ち、どちらから現れるか、タイミグを逃しました。 「朝が早いのとお天気が悪いのとで、少女スリ団が現れませんね、それともコロナ禍の観光客激減で彼女たち、絶滅したのかしら。技術が引き継がれなかった。未成年じゃないと仕事できないか…

10日(土) ピサへ

7:08 7:39 ホテルの前をトラムが走るのは嬉しい。 --- 7:50 出発 ピサの町へは86km、凡そ1時間30分 11:21 前方にトレニタリアのロック、残念、遠い。 11:33 直進でフィレンツェ、ルッカ(東) 右レーンでジェノヴァ、ルッカ(西)など、どちらもマン・レイ展に繋…

9日(金) フィレンツェへ移動

15:59 パドヴァ、フェラーラ、ボローニャなどを経由してフィレンツェへ向かう。道路標識を見ながら、マン・レイの展覧会が数多く催されている土地の葡萄の味などを思う。すでにパドヴァのマン・レイ展(1970年)とボローニャのマン・レイ展(1976年)については…

9日(金) サン・マルコ小広場など

--- 「タイプライターのオリベッティが、業績が厳しいときも含め長く文化支援をしていることは知られていない、宣伝しないから」とガイドさん。小生には懐かしく愛着のある企業なのでパチリ。現在の本社はトリノとのこと。 若い友人、お気に入りのブランド、…

9日(金) 国立マルチャーナ図書館

図書館は「東ローマ帝国崩落後、文化財喪失を危惧したひとりの枢機卿が、古代ギリシアから中世にいたるおびただしい書物をヴェネツィア共和国に寄付したのが始まり」で、建物は1500年代を代表するサンソヴィーノ設計、二階大広間のティツィアーノやティント…

9日(金) カフェ・フローリアン

さて、大鐘楼から降りてサン・マルコ広場へ。リー・ミラーがローランド・ペンローズたちをパチリしたカフェのテラスは満席の様子。野外ステージでのクラシック生演奏が心地よさそうなんだけど、小生は店内に入ってキンピカの内装を楽しむ。 1720年12月29日創…

9日(金) 大鐘楼

サンマルコ広場に戻ると集合時間までには余裕があったので、ガイドさんに勧められた大鐘楼に登る。エレベーターで一気、最高の眺望、最高のお天気。 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 サン・マルコ少広場に建てられた2本の石柱 サン・マルコ寺院のドーム…

9日(金) リアルト橋でお買い物

11:40 前方にリアルト橋 雑踏で遠い…… 自由時間を待ってリアルト橋へ向かう。グーグル・マップでの事前確認は難しく、ガイドさんのアドバイスに従い時計塔の下を抜け、建物上部のサインを目印に路地をクネクネ、およそ10分。奥様がガイドブックから興味を持…

9日(金) 布告門とため息橋

サン・マルコ寺院と隣接するドゥカーレ宮殿の間にある布告門は、15世紀ゴシック様式。宮殿の東には16世紀中頃に造られた運河をまたいで新牢獄へ続くため息橋、解説によると外見は美しい大理石、内部は質素な木造。 ここは、スリが沢山紛れ込んでいるパチリ絶…

9日(金) サン・マルコ寺院 -2

主身廊は円柱列で仕切られた三廊式 「金と銅で出来た十字架、聖母マリアと12使徒の像」にビザンチンの影響が見られる聖像壁(パラドーロ) 小クーポラ ---

9日(金) サン・マルコ寺院 -1

● ナポレオンも絶賛した大理石の敷石が美しいサン・マルコ広場に面し、光を閉じ込めたような空間が西に向かって建てられている。 サン・マルコ寺院は「828年にエジプトのアレキサンドリアからふたりのヴェネツィア商人が運んできた福音書記者マルコの聖遺体…

9日(金) ゴンドリエーレ

9:35 サン・マルコ広場のコッレール博物館を抜けてオルセロ運河のゴンドラ係留所に出る。本日最初のグループとなって乗船(一艇に5名)。ツァーの皆様は、これを楽しみに申し込みされたとか。 ちょっと匂います。水質の悪化は上流域の富栄養水流入、陸地側工業…

9日(金) サン・マルコ広場

運河に向かって建つ2つの石柱。手前には9世紀以降の守護聖人・聖マルコを象徴する有翼の獅子像が載る。──「 観光客が多く、スリが出没、上空を舞う鳩たちも狙っているから気をつけて」とガイドさん。美しい建造物に見とれ、パチリばかりしてはいけないけど、…

9日(金) パラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ

8:50 水上タクシーに分散乗船し出発、後部座席でパチリのタイミングにそなえる。アカデミア橋を超えた左岸に、4月10日まで『リー・ミラー マン・レイ: ファッション、愛、戦争』と題した展覧会を催していた「豪華な装飾窓があるゴシック様式の邸宅」パラッツ…

9日(金) ヴェネツィアで朝食

ホテルは四つ星。屋上にカクテルバーがしつらえられ、仮面が意味ありげに飾られている。夜をそのままにロマンチックな部屋で、ぼんやりと── とはいかなくて、今日の計画を確認。 7:51 レストラン クーポラで、朝から甘い物が欲しくなります。取りすぎないよ…

9日(金) サンタ・ルチア駅

● ヴェネツィアの玄関、サンタ・ルチア駅は広く、朝いちの撮り鉄には最高。しかし、夢中になってのパチリは事故のもと「奥様の監視が必要」と、理解しております。朝散歩には目論見があった訳ですな。ゴメンなさい。 1960年代からの名古屋在鉄道ファンとして…

9日(金) ヴェネツィアで朝のブラパチ

6:21 --- 部屋からサン・シメオーネ・ピッコロ教会のドームが見える気持ちの良い朝。奥様と連れ立って散歩。大運河に沿いスカルツィ橋(石橋)を対岸へ。 6:46 --- ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅に降り立った人々が最初に眼にするサン・シメオーネ・ピッコロ…

8日(木) ヴェネツィアの夜

●ミラノからヴェネツィアまでは277キロ、ベルガモ、ベローナなどを経由し凡そ3時間30分、6時には到着と予想したが、2箇所で渋滞に巻き込まれ8時になってしまった。スーツケースを運ぶポーターも撤収、我々で水上タクシー(モーターボートです)に積み込みホテ…

8日(木) ミラノでシュヴァルツを偲ぶ

1系統 1787 後方にスカラ座(1778年開場) 集合場所はこの前、スカラ広場。 2系統 1756 1661 --- ミラノのトラムも見納め、14時25分、ガイド氏とも分かれ、バスはシティライフ地区の高層タワー群 ── 新しい建築都市ミラノを象徴する通称「直線」磯崎新設計(イ…

8日(木) サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

昼食のレストランからドゥオーモを挟んだ反対側、フラテッリ・ルッフィーニ通りに入り、小学校と幼稚園を左に観て教会の広場に出た。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は第二次世界大戦の空襲で多大な被害を受け修復したためか正面部分の煉瓦が新しい…

8日(木) ミラノ風リゾットとカツレツ

--- 昼食はオステリア・デッラ・コンコルディア(住所: Corso Concordia 10 ang. F . Guicciardini 1)でミラノ名物リゾットとカツレツ。ダ・ヴィンチ鑑賞をひかえているので、「水」で我慢しております。 --- 食後、バスの車内からマン・レイのオブジェ家具『…

8日(木) ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世

「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」はドゥオーモ広場の北に面して建つショッピングアーケード。十字に交差しスカラ座の広場に通じる。イタリア王国初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の命により最新技術であったガラスのアーチと鉄製の屋根…

8日(木) 聖バルトロマイの彫像

--- 主祭壇の右、袖廊に置かれたイエスの12使徒の一人「聖バルトロマイの彫像」(マルコ・ダグラーテ1562年作)に驚く。聖人が身にまとっているのはマントではなく自身の生皮だという。── イエスの死後、彼はアルメニアでの伝道活動中、皮剥の刑にあい殉教。彫…

8日(木) ミラノのドゥオーモ  

--- 通りを進んで広い空間に出た。ミラノのドゥオーモは聖母マリアに捧げられた世界最大規模のゴシック建築(全長158メートル、幅92メートル、高さ108メートル)の大聖堂で、正式名はサンタ・マリア・ナシェンテ教会。1386年の起工から500年以上の歳月を掛け造…

8日(木) ミラノ トラム 1500系

カイローリ広場 1719 1系統 (Greco Rovereto 〜 Piazza Castelli) 歩行者天国となったダンテ通りを進み、トラムの路線が交差する停車場へ、撮り鉄の血が騒ぎます。 --- 1500系(1719)は、1927年にミラノ市の技術者によって試作された車両でアメリカ・クリーブ…

8日(木) スフォルツェスコ城

観光は14世紀に建造されたスフォルツェスコ城からスタート。ミラノの市壁門のひとつで名門ヴィスコンティ家が居城とし、子孫によって拡張されたが、15世紀に破壊される。後にミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツェスコが城塞に改築。16世紀から16世紀にか…